上原港と大原港はどちらに着くべきか。ツアー場所・宿・旅程で変わる選び方
投稿日:2026年8月8日

西表島へのフェリーを予約しようとすると、上原港と大原港の2つが出てきます。どちらに乗ればいいか分からないまま、なんとなく選んでいる方が多いです。この選択を間違えると、港から目的地まで1時間以上移動することになります。この記事では、西表島在住のガイドとして、上原港と大原港の違いと選び方を書きます。
2つの港の基本的な違い

北側に上原港、東側に大原港があります。
上原港は西表島の北側にあります。石垣島から上原港までの所要時間は約45分〜55分です。ピナイサーラの滝・サガリバナのヒナイ川・イダの浜・水落の滝・星砂の浜など、当店のツアーのスタート地点や人気スポットに近い港です。西表島の観光スポットの多くが北側に集中しているため、旅行者が利用することが多い港です。
大原港は西表島の東側にあります。石垣島から大原港までの所要時間は約35分〜45分です。仲間川・由布島など、東側のスポットに近い港です。上原港より便数が多く、欠航リスクが低いのが特徴です。
カヤックツアーに参加するなら上原港

スタート地点はすべて、上原港周辺にあります。
当店のツアーはすべて上原港周辺を起点にしています。ピナイサーラの滝ツアーのヒナイ川、サガリバナのヒナイ川、イダの浜・水落の滝の白浜港——どれも西表島の北側に位置しています。
カヤックツアーを目的に西表島へ来るなら、上原港着の便を選んでください。大原港に着いた場合、上原港周辺まで車で1時間前後かかります。レンタカーがあれば移動できますが、早朝4:30出発のツアーの場合は前日までに上原港周辺に滞在している必要があります。
上原港の欠航リスク

夏場は比較的安定、冬場は欠航が増えます。
上原港は荒天時に欠航になることがあります。北風が強い冬場(11月〜3月頃)に欠航が多く、夏場(4月〜10月頃)は比較的安定しています。
欠航した場合は大原港発着の便に振り替えられます。大原港から上原港周辺までの移動が必要になります。当店のツアーは送迎があるため、大原港へ変更になった場合の対応について予約時にご相談ください。
当店のツアーは通年開催しています。台風シーズンの8月〜9月は欠航リスクが上がるため注意が必要ですが、それ以外の時期は比較的安定して催行できます。
宿の場所で選ぶ

カヤックツアー参加者には、北側の宿がおすすめです。
西表島の宿は北側(上原港周辺)と東側(大原港周辺)に分かれています。
北側の宿は上原港・船浦・白浜周辺に集まっています。カヤックツアーのスタート地点に近く、ピナイサーラの滝・サガリバナのアクセスが良いです。当店のツアーに参加する場合は北側の宿が向いています。
東側の宿は大原港・由布島周辺に集まっています。仲間川・由布島への観光に便利です。ただしカヤックツアーのスタート地点からは遠くなります。
旅程で選ぶ

目的に合わせて港を使い分けることもできます。
西表島でカヤックツアーをメインにする場合は上原港着・上原港発の旅程が基本です。
西表島の東側観光(仲間川・由布島)と北側のカヤックツアーを両方入れる場合は、1日目に大原港着で東側観光、宿泊は北側、2日目の早朝にカヤックツアーという旅程も組めます。ただしレンタカーが必須になります。
石垣島との往復で上原港と大原港を使い分ける方法もあります。石垣島からの行きは上原港着、帰りは大原港発にすることで、西表島を北から東へ移動しながら観光できます。この場合も旅程とスポットの位置関係を事前に確認してください。
フェリーの便数と予約について

早めの予約と、最終便の確認が安心につながります。
上原港行きと大原港行きはそれぞれ安栄観光と八重山観光フェリーが運航しています。便数は季節によって変わります。夏の観光シーズンは便数が増えますが、旅行の日程が決まったら早めに便を押さえておくことをおすすめします。
早朝ツアーに参加する場合は前日の午後までに西表島へ渡り、上原港周辺の宿へチェックインする必要があります。フェリーの最終便の時間を確認した上で旅程を組んでください。
まとめ
目的地・宿・旅程の3つで決めてください。
上原港と大原港の選び方は、目的地・宿の場所・旅程の3つで決まります。カヤックツアーに参加するなら上原港着が基本です。欠航リスクは夏場は低いですが、旅程に余裕を持たせておくことが安心につながります。
旅程や港の選び方で迷った場合は予約前にご相談ください。島のガイドとして率直にアドバイスします。