BLOG

【内離島】沖縄県竹富町 西表島の隣に眠る炭鉱の歴史と無人島の美を巡る

1.歴史が眠り、ルールで守られた「記憶の島」

西表島の白浜集落の沖合に浮かぶ「内離島(うちぱなりじま)」。かつて「黒ダイヤ」と呼ばれた石炭採掘で栄えたこの島は、日本の近代化を支えた西表炭鉱の歴史が刻まれています。現在は私有地および国有林となっており、所有者や管理者の許可なく立ち入ることは制限されています。 島の静寂を守りながら、その深い歴史に思いを馳せてみましょう。

 

こんな人におすすめ

西表島の産業史や近代遺産に深い関心がある方

地域のルールや所有権を尊重し、正しく観光を楽しみたい方

カヤックや船の上から、島が持つ独特の空気感を感じたい方

 

2.亜熱帯の森と一体化した、赤レンガの産業遺構

内離島は、現在も豊かな自然に覆われており、海上からは生い茂る木々の合間に、かつての炭鉱関連施設だったレンガ造りの構造物や石積みを垣間見ることができます。人工物が長い年月をかけて自然に飲み込まれていく光景は、どこか神秘的で厳かな雰囲気を漂わせています。上陸せずとも、そのシルエットから当時の活気を感じ取ることができます。

 

3.明治からの歩みと、島に刻まれた「光と影」

内離島の近代炭鉱としての歴史は、1886年(明治19年)に三井物産が農商務省の命を受けて採掘を開始したことから本格化しました。当初は福岡県の監獄から送られた約200名の囚人が過酷な労働に従事し、島内には今もその記憶を留める「監獄跡」と呼ばれる石積みが残っています。 大正から昭和にかけては複数の民間企業が参入し、最盛期には内離島周辺が西表炭鉱の中心地として機能していましたが、1960年(昭和35年)頃にその役割を終えました。現在は私有地および国有林として管理されており、海上からその遺構の一部を望むことができます。

 

4.クイナ&カヤックの口コミ

内離島は、西表島の歴史を語る上で避けては通れない「聖域」のような場所です。全島が私有地・国有林であるため、私たちはルールを遵守し、海上からその姿を仰ぎ見るガイドを行っています。かつてここで働き、暮らした人々の歴史を知ることで、目の前の美しい海がより一層、深く尊いものに感じられるはずです。

 

5.周辺情報

【白浜港】から船で約10分

 

6.基本情報

施設名: 内離島(うちぱなりじま)

ジャンル: 観光スポット(歴史遺産・無人島)

備考: 私有地および国有林のため、許可なく立ち入ることは禁止されています。

予算: なし(見学は海上からの遠望のみ)

営業時間: なし

定休日: なし

駐車場: なし

支払い方法: なし

住所: 沖縄県八重山郡竹富町字西表

Googleマップリンク:https://maps.app.goo.gl/jcu6soyLGFbaewka8

※公式サイト、公式Instagramはありません。

 

ご予約はこちら

RESERVATION